しかし 日本テニス協会は 障害のある人達や障害児も楽しめる 万人スポーツ環境づくりには 40年余の間 関わることは ありませんでした。 障害のある人達に対する偏見なのか 障害のある人達や障害児をテニス指導する技術と自信が不足していることが理由なのか ? 分かりません。 東京五輪などで日本選手が活躍した車椅子テニス競技開発の環境は NPO団体が 資金少ない立場で 多くのエネルギーを投じて生み出し また 全盲の人達が楽しめるテニス競技開発も テニス協会は関わっていません。 新しいテニス環境や競技設計を進めたNPO活動は 多くの温かなボランティア協力に支えられた事業です。 プロジェクトdev20/21
重度障害などでテニス参加が難しいとされていた人達や子供達が 楽しむときの笑顔に接した機会と充実感は 名声や営利よりも大きな価値を生み出しました。 名声や営利・地位を得ることを優先する人達には理解難しいところですが・・ 名声より 大切なことは 社会や人の心を豊かにする発想と行動です。 日本ハンディキャップテニス連盟は テニスの専門家が行動しないところを補うために設立しましたが 協会が正しく機能すれば 不要なテニス機構でした。 今後のテニスの幅広い普及には 専門家などで構成する協会組織が 開発普及のリスクを避けず 積極的に尽力することが重要と考えますが 国内には 協会とは別に 優れたテニス関係者も 数多いと推察しています。 積極的な行動の出来る人達は・・ 誰でも楽しめる万人スポーツ に育むことが可能です。 当団体の事業終了後にも 障害の有無にこだわらずに 楽しくテニス参加の出来る環境が育まれることを 期待しています。
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