新時代の 万人スポーツ を楽しんでください

テニスの楽しさ、面白さに接すること・・  運動が苦手でも・・
機能障害や体力不足があっても あきらめないでください !

ハンディキャプテニスは、参加者の年齢や体力、運動能力や障害の有無などに制限されない新しい市民スポーツとして、普及が進められました。 
この障害のある人達も参加を可能とするハンディキャップテニス環境づくりは、1980年代からは 新しい身障者スポーツとしての道を 拓き 現在に至っています。

ハンディキャップテニス とは

国内のハンディキャップテニスは 1970年代から JHTF(※当初は ルプト・プラン連絡協議会) によって、硬式テニス内容を中心に研究・普及が進められました。
研究・普及活動の最初のテニスプログラムは 車椅子を使用する硬式テニス競技の世界です。

JHTFが取り組みを始めたのが1977年 ですが、車椅子テニス競技の誕生は 1976年 に米国のブラッド・パークス氏を中心とした下半身麻痺の人達によって本格的なスポーツとしての活動が進みました。 
しかし 国内の車椅子テニス環境づくりは 海外の情報が得られない5年間 NPO団体の取り組みを土台として進み 近年の普及へとつながりました。

1980年代からは テニス参加の機会を広げるために、安全性と手軽に親しみやすい特徴を備えたスポンジボールを使用したテニスの開発が進みました。
体力少ない人達や 自分の力で動くことの出来ない重度障害の人達も楽しめるテニスです。 

スポンジボールの安全性を活かしてベッドの上でも楽しめる工夫も生まれました。
このスポンジボールを使用したスーパーテニス( S・ST ) は 硬式テニスのベテランも十分に楽しめる競技レベルの高い S・ST Ver.7 も同時に開発されています。

S・ST は 運動機能障害のある人達や体力の少ない人達が手軽に参加できる競技内容と共に 運動機能障害のない人達や硬式テニスの経験豊かな人達を対象とした競技を両立させる特徴を備えています。
いろいろな人達が 力加減をすることなく 競い合えるゲームの面白さがあり S・ST は 硬式テニス技術を活かした上で よりシンプルに 誰もが簡単に親しめるテニス競技です。 楽しむ場所や環境を 従来のテニス施設の外にも展開し易い特徴は テニスの普及に関わる人達にも魅力あるビジネス環境を生み出します。

障害のある人達のテニス参加に対して身障者としての区分は不要とするスーパーテニスの特徴は ・・・
障害の有無にこだわらず・・ テニスを楽しむ人達を 誰でも対等のテニス愛好者としての位置づける 万人スポーツ、バリアフリーの競技世界を生み出しています。

 これまで 障害のある人達の関係では 次のような人達がテニス体験、競技参加を楽しみ、ライフワークにテニスを取り入れることが出来ます。


 
NPO事業が対象とした 各障害の具体的な 参加例と開発内容
肢体不自由の人達 (機能障害、切断、脊髄損傷) の人達
車椅子や杖、歩行器、義手、義足などで参
聴覚障害の人達 
簡単な手話と口話を練習やゲームに採用して参加
脳血管障害(CVA)後遺症や脳性小児麻痺(CP)の人達
スポンジボール使用のスーパーテニス、スーパーボレーの競技開発
全盲・弱視など視覚障害の人達
サウンドテニス、視覚ハンディキャップテニスとして競技開発
片麻痺、三肢・四肢麻痺の人達
両手の機能障害でラケットを握れない人達は 片足にラケット固定して参加
車椅子の移動に介助の必要な人達
家族や付添い者と一緒に参加
精神障害の人達 (軽度・中度レベルの人達)
専門医師から処方された安定剤を服用することで 問題なく参加
内部障害の人達 (ペースメーカー、人口肛門などの使用者も含む) 
透析を必要とする人達や心臓手術した人達も参加
知的障害、自閉症の子供達
学習障害で同じ動作を繰り返すことの苦手な子供達も参加
         ※この他 2種類以上の障害をもつ重複障害の人達も参加しています。

                

JHTFの各テニス事業では、新たなテニス分野の開発と共にこれまでの30年余のNPO活動企画の中で、数多くのテニス講習、指導者講習、開発テスト等を実施しました。 
テニス講習企画の参考例として、このテニス参加した人達の中には 次のような人達もおりました。


心臓疾患を手術された女性からテニス参加の申し込みがありました。
この心臓疾患の症状があった方は内科の医師からテニス参加に否定的な指示がありましたが、しかし手術を担当した外科医師からは過度の負担にならないように気をつけることでテニスを楽しむことの理解が得られ、その方は定期的に開いていた横浜のテニス教室会場に何回も参加しました。

また、肺機能の3/4 を切除された男性のテニス参加もありました。
肺機能の弱い男性は少しの運動でも呼吸に苦労される状況で、5分程度の練習後に20分近く休憩し、 また コート上に出ては打球を楽しむといったことを繰り返しました。 男性はかつて平泳ぎの選手でしたが、昔から一度テニスを楽しみたいと思っていたのでテニス講習の企画案内を見て参加されたとのことでした。


こうした参加例は、当時、スポンジテニスが国内で普及されておらず、JHTFとしてもスポンジ・スーパーテニスを開発する前の事例で、このときは硬式テニス講習でした。

この他、知的障がいの子供達や自閉症の子供達、軽度の精神障がいの人達もテニス参加しています。
テニス参加の機会と良き環境づくりは、テニスを楽しみたいとする人達の周囲にいる人達や指導者などの理解と協力があれば実現できます。